海の季節は月遅れ
北海道積丹沖の海水温度です。
[2021年3月25日の海水温度]
積丹沖の海水温度は、やっと上昇の兆しがありますね。
しばらく4℃〜7℃でしたが、7℃〜9℃くらいまで上昇しそうです。
実はこの海水温度、今の気温というよりも、一ヶ月遅れの2月下旬の気温が大きく影響をしています。
何故?
今回はその辺を書きたいと思います。
今回の記事も、懲りずに音声配信をしております。
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気温の上昇も実は月遅れ
地球で受ける太陽の力が一番す良いのは夏至である6月下旬だと思います。
でも、気温が高くなるのは、8月がピークになりますよね。
これは、空気が直接温められず、地面が温められ、この地面からの熱の放射があり空気が温められるからなのです。
だから、空気が温めれるのに時間がかかり、気温のピークが6月ではなく、8月にくるのです。
海水温度がピークを迎えるのはでは何月でしょうか?
はい、8月に外気温がピークを迎えるのでこれから一ヶ月遅れた9月にピークが来るのです。
海水温度により天気が変化する
夏になると、天気が良くても風が強いことがあります。
これは、温められた地上の空気は上昇し、気温が低い海側から風が流れ込むからなのです。
その結果、湿気を含んだ空気が上昇し、積乱雲が発達するのです。
また、霧などの発生も海水温度が影響をしています。
春の海ですが、表面は空気も冷えているので冷たく、海底の方が温度が高くなります。
このせいで海の中で循環が起こり、海底の栄養分が海面に上がって、更に日差しも強くなりプランクトンが活性化します。
その結果、海水が濁るようです。
気象の変化を考える時、海水温度の変化は欠かせないポイントになっているようです。
北海道もこれから、どんどん良い季節になっていきますね〜。
では
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