「大潮ってイカ釣れね〜」と思ったことはありませんか？


そもそもイカがいなくて釣れないのか、大潮（満月）には何かあるのか？または、単なる偶然か？？


先日購入した「イカの不思議」という書籍にある記述がありました。





「イカが漁火に集まるのはなぜ？」という章になりますが、イカは明るいところが好きなのか？という項目に書かれていました。


「イカはたしかに明かりが好きです。ただし、薄暗いところが一番好きなんです」


これは、科学的な調査を行い目の生理的反応から導き出した答えのようです。


そう言えば、街灯や集魚灯を海に照らしていると明るい箇所と暗い箇所の間で良く釣れると聞きます。


私に置き換えると、このような経験はありませんが月夜に釣れなかった経験はあります。


満月や明るい月夜では、結構な明るさで一帯を満遍なく照らします。
影ができる場合もありますが、大海原には影は出来にくい。


薄暗い箇所が好きなイカはいつもよりも深く潜るか、深場に行ってしまう事が考えられます。


イカ漁でも、漁船同士はくっついて操業せず影ができやすいように一定の距離を取っているようです。
当然、影は船の下。
しかし、満月の夜にはこの影のコントラストが薄くなり釣れなくなるようです。


イカは明るい箇所は嫌い、では暗闇はどうか？


イカを完全な暗闇にすると、最初は頑張って泳ぐようですが、最終的には水槽の底に「座って」しまったそうです


これらから、イカは暗い箇所では泳げないということがわかると思います。好きなのは薄暗い箇所なんですね〜。


「大潮＝満月」、いつもよりもカウントを多めに取ってみてはいかがでしょうか



参考文献はこちら↓




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